トリル (Trill) Songtext

Aimer

von Walpurgis

トリル (Trill) Songtext
掠れた声のまま 消えた君は帰らないから
冷たい夜空模様 闇の中に死んでゆくこと
散らかったおもちゃや 吐き捨てた泥んこさえも
美しく輝く 星屑を探してたんだね

ミッドナイトにカスタネットを
どうかするくらい鳴らして
It’s all right とか いっそ Cryとか
どうかしてるから言わないで
十日前から こんな毎日
過ごした程度で怖がって
Only one の Lonely night
眠れないまま

揺れる トレモロのように囁く言葉が
無くした記憶を灯火を
そっと胸の奥で 揺らめかせて
平気なんて嘘ばかりで
君は幻の翼で空に浮かんで
得意げな顔で戯ける
胸に振り絞る その笑顔が
さよならの合図なんだと分かっていた

明日になればまた この空は違って見えるかな
大人になればただ 目を閉じて眠ってしまうかな
繋がれた鎖や 忙しない時計の針が
美しく輝く 星屑を連れて行くんだね
交差点から 高架線まで
いっそライトは消し去って
It’s all rightとか いっそ Cryとか
どうかしてるから言わないで
通り過ぎてく こんな毎日
過ごしてばっかじゃダメだって
Only one の Lonely night
聞こえてるかな

君は 瞬きと共に 過ぎてく時間も
遠くから見てると 微笑んで
「夜がつきつける その明日も
あの日見た絵本のように 愛していて」

揺れる トレモロの夜に きらめく雫が
集めた奇跡を音にして
ずっと憧れてた 夢見ていた
おやすみの合図のように
そして思い出は 二人の音を結んで
途切れないトリル奏でる
「夜がつきつけるその明日をあの日見た絵本のように君を打ちつけるその涙も朝を待つ世界のように愛していて」